にわにわ日記

見たもの、読んだものなどを書きつけています。

西の善き魔女1~3巻

 荻原規子西の善き魔女

西の善き魔女1 セラフィールドの少女 (角川文庫) 西の善き魔女2 秘密の花園 (角川文庫) 西の善き魔女3 薔薇の名前 (角川文庫)

 「西の善き魔女」を途中まで読んだのでメモ。

 とりあえず1~3巻まで。少女向けのファンタジー小説西の善き魔女と言われる女王が統治する国で、少女フィリエルが自分の出生の秘密を知る。幼馴染で異端の少年ルーンとの恋の行方はどうなるのか。ただ周囲に流されるままにいたフィリエルの立場が宙ぶらりんな印象だったんですが、闇堕ちしてしまったルーンを追いかけるという目標ができたのかな?実在の童話やファッションの話が重要なファクターとして出てくるっぽいんですが、ファンタジーと見せかけて現実と地続きなんですかね。しかし、作中人物が男同士の恋愛を空想したりルーンが女装したりとなかなか良い趣味をされている……。